里の耕開日誌(3/23 遊子の段畑も晴れ)

  航海2日目は、愛媛県宇和島市にある「遊子の段畑」に向かいました。

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 2年半程前に訪れ、感動したこの段畑に、里の仲間達を連れて、再び訪れるという夢を叶える事ができました。

「耕して天に至る~里と島をつなごう~」http://blog.shimoguri.com/archives/556

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ライバル“西海の納言”shioさんのはからいで、地元NPO法人「段畑を守ろう会」の山下理事長さんと上田副理事長さんが迎えてくださり、段畑を案内してくださいました。

遊子水荷浦の段畑HP  http://www.danbata.jp/

「遊子の段畑」は里と同じ“にほんの里100選”に選ばれ、“じゃがいも”を特産としている共通点があります。里はこれから「下栗いも」を植え付けますが、「遊子の段畑」では収穫直前というのは驚きです。

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 この圧倒的な景観の背景には、遊子の先人達の暮らしと受け継がれる想いがあります。それは里も同様ですが、「受け継ぐ事を許されているのが自分達である」と思えたら、何かが変わるのではないかと思うのです。

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箱舟初の県外航海は、愛媛の皆さんがあたたかく迎えてくださり、里に着いた時には日が変わっていましたが(苦笑)、同じ悩みを抱えながら頑張るライバル達の存在に刺激を受け、仲間の絆を深める事ができました。

箱舟プロジェクトは家族の理解と仲間の協力、出会った人達の応援により実施する事ができました。今年度、計画したプロジェクト事業(平成25年度長野県元気づくり支援金採択事業)を無事終える事になり、今回をもって「里の耕開日誌」は最終回とさせていただきます。

箱舟しもぐりの活動はまだまだ続きますが、改めて、今回の箱舟プロジェクトに関わってくださった全ての方達に、心より感謝を申し上げます。(船長kazu

里の耕開日誌(3/22 愛媛県内子町は晴れ)

  「箱舟しもぐり」は里の有志を乗せて愛媛県への航海(視察)にいってきましたので報告します。

 里を出航し、11時間かけて目指したのは、初日の合宿先、内子町にある「お山の学校ながた」でした。

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  「お山の学校ながた」は小学校跡地を利用し、炭焼きやピザ焼き体験、五右衛門風呂入浴ができる他、地元食材の手料理で、あたたかくもてなしてくれる体験交流施設で、地元有志の皆さんで運営されています。

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  校長(代表)の大森さんから、取組内容や施設案内をしていただきました。地元を愛し、地元の魅力を嬉しそうに語る大森さんのお話には、共感する部分がたくさんあり、箱舟の目標も「きっと実現できる」と思える勇気をもらいました。

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 授業(?)後には美味しい夕食をいただき、お山の学校名物の五右衛門風呂を満喫。心もお腹も満たされて、初日を終えました。

「お山の学校ながた」のHPはこちら  http://web.u-broad.jp/people/mamenagi/

里の耕開日誌(3/15 第4回エコ地元学講座)

エコ地元学講座の最終回を開催しました。箱舟PJの1年間の活動を振り返り、応援してくれた皆さんから里の魅力と可能性について発表していただきました。いも会議に引き続いての長い報告会となりましたが、里の皆さんが大勢残ってくださり、僕達の話を聞いてくれました。発表者の方達からは「一緒に頑張りましょう!」と激励の言葉をいただき、会場の全ての皆さんに感謝して講座を終了しました。

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慰労会も盛りあがりました。回数を重ねるごとに言いたい事が言い合える場になってきた事を実感します。この場にあるエネルギーがこれからの箱舟活動の大きな力になります。

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この講座を一緒に企画し、支援してくださった信州大学農学部の上原三知先生、Hくん、Tくん、NPO法人いいだ自然エネルギーネット山法師の中島理事長さん、平澤事務局長さん、そして講座に参加してくださった全ての皆さんに感謝を申し上げます。(船長kazu)