光岳へ行く②
里から見える山は「里の山行き隊」の年に1回のパトロールの対象。赤石岳、大沢岳、中盛丸山、兎岳、聖岳、上河内岳、茶臼岳、仁田岳、易老岳、光岳とそれぞれに個性がある峰が連なる。里の母ちゃん達はこれらすべてを「岳」(たけ)と呼んで片付ける豪快さ。OKです。
さて、我らは面平を出発。喘ぎながら登っていく。きずけば、喘いでいるのはziiziだけ。他の2人はルンルン気分。これはヤバイ。太ももがプルプルしてきた。「バンテリン」を塗る時間をもらって一休み。何とか昼前に易老岳に到着。ちょっと下った「三吉ガレ」という崩壊地の頭で軽く食事。母ちゃんの「塩むすび」と「キュウリの漬物」で体力復活。長〜い沢登りも順調です。
登りきると、静高平に到着。ここには、水場があります。乾期には枯れてしまうけれど、最近の雨で冷たくて美味しい水が湧いていました。目いっぱい補給します。
さらに進み「亀甲状土」のセンジヶ原の中に伸びる木道を進んでいくと目の前に「光小屋」が見えてきました。
14:30 小屋泊の受け付け無事終了。食事までに時間があるので、光岳山頂へ向かいました。標高2591mとなっていますが、昨年国土地理院から発表があって2592mになりました。
展望台から「光岩」を望みます。これからあそこへ行くのです。
到着。岩の頭でニッコリ。隣の人は関西からの鉄人。だって、ほぼ走っていたのです。
翌朝、「イザルガ岳」へ向かいました。ここは、山の大先輩、chitoさん、masaさんもお勧めの360度の展望台。ガスに包まれて何も見えません。
でも、暫く粘っていると雲海の向うに「富士山」が・・・・・・・・。
ガスが晴れてきました。じいさん達より「きれいな山ガール」のほうが絵になりますよね。プライバシー保護もあってシルエットで。
姿を見せた高い山が「聖岳」。里のシンボルです。右に「上河内岳」、「茶臼岳」と続いています。
振り返れば、「光小屋」と「光岳山頂」です。