拾伍社大明神の大祭日程です     ziizi

 12月12日(土)からいよいよ里の産土様「拾伍社大明神」の大祭です。12日は9時〜15時まで、準備の作業を行ないます。しめ縄や竈塗り、飾りつけ等を行い15時〜宵祭りです。

翌13日(日)は8時に集合、9時に開式、水迎え、釡清め、座ぞろいと進行して昼食後の13時から神名帳を奉じて、全国から神様をお呼びし、神々に湯を召す湯立が行われて行きます。23時頃「襷の舞(トンビの舞)」で始まり、24時から神面の登場です。ここから一気にハイになり、体力のある限り跳ねて、飲んで、唄いましょう。

順調に進んでいけば3時頃に閉式となり、神社に残った氏子、参観者全員に「おじや」 がふるまわれます。全てが終了しての解散は5時頃になるでしょう。

ziiziのお薦め参加型の神事は19時頃の湯立の「眷属の湯」 。氏子はもちろん一般の参加者も釡の湯をはねることが出来ます。本来の行為ではないみたいなのですがいつの頃からか今の状態になってきました。参加できることも重要、メチャクチャに楽しいですよ。はねて、はねて、釡の湯がなくなってしまうこともあります。禰宜様のいう事をきいて、氏子の様子を見ながらやってみましょう。ただ、数少ない湯木をいただかないとだめ。「来てやった」なんて方には湯木はまわってきません。

祭りの薪作り    ziizi

12/6(日)曇り   でも、そんなに寒くはありませんでした。

今日は、里の仲間たちでお祭り用の薪を作りました。参加者15人、20軒分の薪つくりです。高齢者や独居のお年寄りの薪も引き受けています。まずは、山へ行って伐採、運搬です。4駆の軽トラが活躍します。

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今年はカナギ(広葉樹)を納めることにしたので、(本来はこれが主流。)来週のお祭り用に生の木を切って薪にして束を作ります。あと1週間後の祭りなのにやたらと重い生木を神社まで持ち上げるのが大変です。もうちょっと早くやって乾燥して軽くしようっていったら、先輩に、「バカ。乾いたらお宮が燃えちゃうからだめだ」って一蹴。

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薪割り機で割って、束にします。1軒当たり2束なので40束を作ります。

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作業の後は恒例の慰労会で焼肉です。禰宜様も作業に参加していたので、鶏肉を半分以上にしました。四足を喰って罰が当たったらまずいので、ちょっと気を使います。また、たまたまお隣の県から神職の方がお見えになって、薪つくりを手伝ってくれました。ご当地も湯立の祭りをされるそうです。

里の様子(続)

このあいだの雪が舞っていた山。白と黒のグラディーション。いいなと 思ったので撮ってみました。

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里では冬に備えて着々と準備が進んでいました。大根、白菜やキャベツを採りいれ、里の皆が愛する「醤油豆」の準備も進んでいました。大豆を煮て少し乾して、麹菌と合体して絶妙なご飯の供が出来上がります。

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「小柿」です。実は「ブルーベリー」くらいの大きさ。冬にならないと食べられません。霜にあたってから、しわしわの紺色になると甘~く変身します。昔は食べていたのに今では見向きもされなくなりました。

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毎度の個人情報で恐縮。昨日、嬉しいプレゼントいただきました。「お・さ・け 」です。正月まで持つかな~。

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あっという間に12月。   ziizi

12月4日(金 )雪になりました。

あっという間に12月になってしまいました。田舎だからって時間がゆっくりとは流れてくれません。12月1日から霜月祭りが始まり隣村の中立稲荷神社がトップで催行。これから16日まで9か所の神社で霜月祭りが行われます。里では12日が宵祭り、13日の朝から翌14日まで本祭り。聖岳を望む遠山谷の一番高いところでやります。

さて、12月2日は「にほんの里100」に選ばれた長野県の4地区の交流会が根羽村で行われ、里を代表して 8人が参加してきました。1泊2日の計画でのお誘いでしたが里はすぐ隣の谷の根羽村なので日帰りの行程でした。早めに到着したので根羽村役場の振興課長さんが村の名所を案内してくださいました。

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根羽村のシンボル「月瀬(つきぜ)の 大杉」、大きすぎてバカチョンデジカメでは収まりません。是非現場へ行って見てください。1800年前以上からあるそうです。村の長老衆がいうには良いものは江戸時代に切られてしまったらしいとのこと。だから今の大杉は「建材にならない見捨てられたもの」かもって。でも、およそ2000年近くも地域が守ってきたってすごいことだと思いますよね。根羽スギで建てた住宅も見せてもらいました。里でもお世話になった「和牛の市場跡地」には特別養護老人施設が建っていました。見学可能って言われましたが、数年後にはお世話になるからとお断りしてスルー。

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里の重鎮たちが地域の取組を発表しています。

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発表のあとはメインの懇親会へ突入。村長さんや前村長さんはじめ根羽の人達に歓待を受けました。ありがとうございました。来年の当番地域は小川村です。

昨夜は飯田市美術博物館専門研究員の坂本 先生による遠山の谷のすばらしさの講演がありました。

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南アルプスは年に4㎜ずつ高くなっているとか、遠山は断層の集合場所とかいろんなお話をいただいて今後のヒントをいっぱいいただきました。何をもらったかって?.....それは秘密。