里では蕎麦の花が見頃になっています。そんな時期ですが、ちょっと里を離れ、北海道の洞爺湖に行く機会があり、発見があったので報告します。
洞爺湖は2008年にG8サミットが行われた場所としても有名ですが、遠山郷とちょっとした共通点があります。
皆さんは「ジオパーク」って言葉を聞いたことありますか?「大地の公園」と訳されるそうですが、自然の中で人が暮らし、文化や歴史を育まれる価値ある場所が「ジオパーク」として認定されています。現在、日本では39箇所がジオパーク認定されているそうですが、遠山郷は2014年に認定された「南アルプス(中央構造線エリア)ジオパーク」のエリアのひとつにもなっています。

今回訪れた洞爺湖は日本で初めてユネスコ登録された地域でした。洞爺湖サミット記念館という施設では全国のジオパークのパネル展示などがあり、そこで見つけたのがこのパネルでした。

この写真では読みづらいと思いますが、「ジオパークの恵み」とタイトルで「遠山の二度芋は古くから急傾斜で栽培され続け、他の土地では同じような芋には育たない。竹串に刺し、えごま、ねぎ味噌などをぬり、炭火であぶる郷土食、“味噌田楽”は長野県選択無形民俗文化財です。」という内容で「二度芋」が紹介されています。
遠く離れた北の大地でも見つけた故郷の写真と「二度芋」という言葉に嬉しくなりました。北海道産ジャガイモも美味しかったですが、帰ってきて食べた「下栗いも」が格別だったことは言うまでもありません。
旅先で見つけた「里」を紹介する新企画「小さな旅のしおり」の次回(?)もお楽しみに(笑)。
| 2016年08月31日 20:16
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2016.8.22(曇り)
庭の鉢に白い花が咲きました。天龍村の山の中の村道の路肩に咲いていた花を見て、種が出来るのを待って数個をもらって来ました。が、何の花かはいまだに解りません。 5年前の事です。種を蒔いて2年目、花がつきました。園芸種と思うけれど何という名前なんでしょうか?山のものではないことはわかります。誰かおせえて。
いつもの夏の花「フシグロセンノウ」も咲きました。傍らには「 山トリカブト」も花の蕾をつけていてもうすぐ紫の花が咲くようです。

さて、 久しぶりに里へ戻ってきた「M子たん」から茄子の漬物をいただきました。う~ん。相変わらず美味い。ありがとう。オブリガード。(リオにかぶれて)

台風来るっていうから 備えていたけど南アルプスの尾根に守られて里の一日は穏やかに過ぎていきました。でも、さすがに1500mを越えると少し風がありましたけどね。
午後、幸水(梨)が届きました。 南信州の果物です。いただきま〜す。はて?梨ってお尻を上に向けて送る。さて、リンゴはどうだったでしょうか?選果場で聞いて見なければ。

| 2016年08月22日 20:50
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8月15日恒例のかけ踊りが拾五社大明神で行われました。前日の夏祭りに続き、里の衆は盆行事で大忙しですが、それでも氏子が集まり、この雨乞いの儀式で五穀豊穣を願い続けていくことで、里の暮らしそのものも守っているようにも感じる大切な行事です。ただ、今年は準備の段階から気合が通じたのが雨が降り出してしまい、「なんか踊る必要ある?」って空気が…(笑)

しかし、準備万端!となったら、なぜか雨がやみ、予定通り社殿の中と外、交流会館前での、3セットの雨乞いの踊りをする破目になり(笑)、みんなグッタリに…なんてことは当然なく、直会も盛り上がり無事に儀式を終えることができました。
雨がやんでからかけ踊るという、若干アベコベな感じとなりましたが、踊り出す前に仲間が言った「俺らは天候を操る民族だでな」という名言が心に残りました。
ここ最近は天候が不安定で、雨の降り過ぎで災害を受けた地域もあるのに、準備で雨を降らせ、踊るために雨をやます…「降らすもやますもお手の物」と考えれば、里の民の神通力恐るべし…と思えるかどうかはこれに関わる者しか味わえない楽しみ(笑)
すみません。直会の酒がまだ残っているようです…。
| 2016年08月19日 20:02
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2016.8.14(日)晴れ
「第14回下栗の里 夏まつり」が無事に終了しました。天気、心配だったけれど開催中はOKでした。ま、晴れ男2人がいるから無用な心配でしたけどね。
19:00からミニコンサート。山梨から来てくれる「ピミエンタ」 の演奏は、いつも思う事。里にピッタリのアンデス音楽。自分の担当部署の仕事に追われて画が撮れなかったのでごめんなさい。コンサートの後は恒例の「流しソーメン」。楽しんでいただけましたでしょうか?続いて「日本一小規模な打上げ花火大会」です。目の前に上がる十数発の単発花火を愛でます。
花火師は里の若者。一人で花火の選定・購入・打上げとこなします。これまた大変な仕事。上段の開場では生ビール飲んで盛りあっがているのにひたすら打ち上げに没頭します。ご苦労さま。この催しを支えてくれる里の皆さん、たまたま来て賛同してくれた来訪者の皆さんからの「ご寄付」に感謝して「はんば亭」の掲示版にメッセージとご芳名を掲げました。今年は願い事多くいただきましたので、この画を里の十五社大明神に奉納します。

花火の後は、地唄で盆踊りをしました。

| 2016年08月14日 23:23
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ひまわりが咲きそろったのでのお花見をしましたよ。花作戦の大成功を祝ってお酒が進む中で、さて何本咲いているんだろうってことになりました。

1本1本 を数えましょう。・・・・・・なんて出来るわけないので机上で計算してみました。種を株間30cm、畝間60cmで蒔いていったので770㎡に約4300株か?。控えめに4,000株としましょう。想定外の出来事。花はみんな聖岳の方向を向いています。なんと信心深いひまわりでしょう。だから一番近い道路からは背中が見えます。
さて、先日見ておいたチチタケが誰かに採られてしまいました。仕方ないので別の場所へ。

色々といそがしいので水につけて虫殺し作業のあと、冷凍保存しました。長く置くと味が落ちるので早めに解凍して味付け処理をします。 これから小豆を煎って粉にして「たて粉」を作ります。
| 2016年08月06日 23:34
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