親父とせがれと蕎麦畑(10/10kazu)

久しぶりの休みが快晴となり、親父の手伝いで蕎麦刈りをした。

子どもの頃、嫌々ながら手伝う中で、「畑の土が下がらないように歩け!」とか「蕎麦の“実”が落ちないように大事に扱え!」と教え込まれたつもりだが、刈り始めるやいなや、親父にさっそく「そうじゃなくて、穂が揃うように束ねろ!」と一喝され…。「はいはい」と言いかえしながら、刈っていると今度は「おい、そこに刈り残しがあるぞ!」とまた一喝…。

蕎麦蒔きを手伝えなかった自分からすれば、親父が作ったもの(蕎麦に限らず)を収穫して食べさせてもらってる立場だし、後の蕎麦の脱穀作業も手伝えるかわからんもんで、作業しやすいように手伝わんといかんのは確かで、素直にきいているけれど、人のやる事には厳しい親父の小言みたいな指導は、「まだ、里の坂畑をほとんど経験してない嫁さんにはイラっとくるだろうなぁ…」と思いながら、親父のお小言を聞いてやるのはせがれの役割かとふと思う…。

だいぶ慣れてきて、黙々と作業していると、今度は親父が「この間の運動会はどうだった?」「そこらの蕎麦は虫にやられたがどうだ?」と思いついたように話しかけてくる。適当な返事しながら、「あぁ、こんなふうに親父と話すのもひさしぶりか」と思う。ふと、親父が束ねる蕎麦と自分のを比べてみると、親父のほうが整っていることに気づいて、「この人、口だけじゃないな…」と…。この技術を受け継ぐのもせがれのつとめかと思う…。

蕎麦の収穫は無事に終わり、一応手伝ったという自己満足以上の何かを得られた気がした。

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 蕎麦刈りが終わるといよいよ紅葉シーズンとなります。山は色づき始めましたが、朝晩は冷え込むようになってきました。今後予定される「にほんの里100選の4地区交流会」、「第20回ふれあい祭り」、そして「霜月祭」へと、秋という季節の忙しさとみじかさを思い出しながら、まぁ、いい休日だったと振り返って、ちょっと気取ってブログを書いてみました(笑)