茶の春整枝が何とか終了。     ziizi

2017.3.30(木)晴れ

3/25に始めた茶の春整枝。3/29には2人用の茶刈機を持って先輩が来てくれた。午前中の1時間で粗刈り終了。午後は先輩の茶畑で整枝の作業を1時間、続いて更に年上の先輩の茶畑の整枝を勝手に作業。(留守だったから)共同とか結いとか家族作業とか1人作業にくらべたら複数人での作業は効率があがります。今日は仕上げの作業をしました。

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足手まといの「とおやま丸」 も撮影時に参加させました。( ´艸`)

坂畑をうなう~親父とせがれときどき嫁~(kazu)

春間近と思った矢先の雪には驚きましたが、雪どけの速さに春の訪れを感じます。眼前の南アルプスは残雪が神々しく輝いていますが、里の雪はすっかりなくなりました。

我が家でも下栗いもを少しずつ植え付け始めていますが、今年は、里に来て初めて、嫁さんも一緒に下栗いも作りをすることになりました。

里の急な坂畑では機械がほとんど使えません。鍬を使って土が下がらないように耕すことを「うなう」と言います。親父の代わりに鍬を持って畝をひくのが自分で、嫁さんがそこに均等に種いもを置いていくという分担にして作業を進めました。

嫁さんの初参加により、現場監督選任となった親父から「畝が曲がっとるぞ!」など、いつもの小言まじりの指導をされながら、うない続けていると、今度は嫁さんからも「今後は〇〇側に曲がっとるに!」…さらに「まぁ、kazuさん、そうりゃあ、お父さんとは経験が違うんだで、うまくいかんくて当たり前な!」と微妙な慰めの言葉に追い打ちをかけられながらも、嫁さんの初参加のせいか親父も少し嬉しそうで、賑やかないも作りになりました。

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この後、嫁さんが「うなってみたい」と鍬を持って挑みましたが、〝ひと畝”も引ききれずに鍬を返還することに…。畝を引くのはこせがれの役目と確定した瞬間でした。親父や里の長老たちような鍬づかいを習得するには、まだまだ時間がかかりそうですが、小言指導はすぐにでも受け継げそうな嫁さんと、里の畑をうない続けられるように頑張りたいと思いました。

朝起きたら雪でした。     ziizi

2017.3.27(月)

昨日、朝起きたら雪、今日も雪。

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重い湿った雪でした。今日1日であっという間に溶けてなくなりましたが、ちょっと不意打ちを食らいました。明日の朝は0℃以下になるとの事。路面凍結に要注意。

でもこれで最後の雪になるかなあ。来週はタイヤの交換をすることにしましょうか。今週は待っていた茶の春整枝をしましょう。大体50〜60日で茶摘みが出来るので5月中には茶摘みを終了の農事計画。そして4月に入ったら「下栗いも」の植え付けをしましょう。4月半ばまでは大丈夫。種芋を太陽に当てて芽出しをしてから植えつければ彼岸に植えたものに追いつき追い越します。

舞茸を作ろう‼............  ziizi 

2017.3.25

 前々から気になっていた「舞茸」の栽培にいよいよ着手。種菌メーカーのマニュアルに沿って18㎝径以下のコナラを15cmくらいに玉切します。そして、ドラム缶半割りの釜で約3時間以上煮沸します。

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取り出して、台の上に。

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すかさず、袋をかぶせてひっくり返して容器に格納。冷めるまで待ちます。

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冷めたら、植菌して袋を閉じます。これからは、7月まで養生期間。うまくいけば、菌が廻って、白〜褐色の菌体に覆われます。 そしたら林内へ伏せ込みし、翌年9月頃舞茸が大発生する予定。見た目、成功しそうな雰囲気です。マニュアルには雑菌が敵と書いてある!そこだけが心配です。

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メーカーさんのパンフから。 ↓ こんなのを採りたい。dscf30631.JPG

もちろん、天然物は狙います。

「下栗いもに習いたい!」と   chito

 地域に残る伝統野菜のいもを守り育てたいと、この22日の午後、土田改良普及員の案内で、奈良県の職員の方1名が視察に見えました。下栗からは、里の会会長と特産部長が対応しました。奈良県南部の天川村大峰山の麓、洞川温泉付近で作られている「どろがわいも」の保存増産に取り組みたいとのことです。下栗では伝統野菜でありながら、比較的大規模に、しかも生産者がよく組織されていること、このことの秘訣は何かと熱心に質問されていました。奈良県の取り組みがぜひ成功して、いもが取り持つエニシのようなものが生まれると良いのですが。

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