春を待ちわびて②(1/18 kazu)
我が家の下にある゛こんぴら様”と呼ばれている石碑は息子のお気に入りの散歩場所のひとつ。
1歳4ヶ月となり、いろんな事を覚えたり、感じ始めている彼の成長や変化は親になって知った楽しみ。
今年になって2回目の雪降りで休みの今日、外に出たがる彼がむかったのは゛こんぴら様”...まだ雪のことを゛まっしろ”としか言えず、雪を触るのにも躊躇する幼子が、手をあわせて頭を下げる姿に心が奮えた。
一週間前の゛春日待ち”という小祭りで祀られたその記憶も新しいとは思うが、里で受け継がれる霜月祭やかけ踊り、朝日に手をあわせるじーじ...暮らしの中にある光景は、まだ世の中をほとんど知らない彼にとっては全て。ただその記憶は、いつか宝物と思っていてほしいもの。
(写真:chie)